近々県外に引っ越す。県外に引っ越すのもこれで3回目なわけです。金を借りてフラフラしてる私に親はあまり何も言ってこない。私が高校生の頃教室で暴れて外へ逃げ出して雨に打たれているところを迎えに来た時も、警察署で暴れて疲れて寝ているところを迎えに来た時だってね。母親は強がりで可哀想な人間なのでどうか楽になってほしいとは思うが、それは世界平和と同じくらい難しい。世界平和も母親の幸せも亡くなった時だ。私はその瞬間をずっと待っている。まだまだ死ねないのかもしれない。
さあ、、、家のユニットバスの洗面ボールがぶっ壊れました。これから起きることはこれよりももっとショッキングな出来事だろうか。足の甲には大きなあざができた。あざは他にもあるので特に気にならないが痛いものは痛い。なにより来月いっぱいで引っ越すって言うのに部屋の備品が壊れたわけです。管理会社や火災保険会社？ほーぼーに電話を掛けているのに今日一日でひとつも解決しなかった。なんなら最低でも1万はかかるっぽい。オーナー負担じゃねえのかよ。先月は物件探しで不動産や色々契約とかで電話を掛けまくっていたら通話料金が2500円だった。人が必死に苦手な事を乗り越えようとしているのに酷い仕打ちだ。相手は誰だ。私はどこにこの怒りをぶつければいい。国なんて言わないぞ。いつだって自分に怒りを向けなければ様になんてならない。許しちゃいけない。
様々な怒りの波に乗ってアルバイトにいくつか応募した。タイ料理屋さんと葬儀場の飯の配膳だ。なかなか悪くない。絶対に上手くいくことなんて私にあるわけないのでこの調子でどんどん降っていくわけだ。
ハイロウズが聴こえてくる。
