2023/12/12

アイス中毒。アイスを毎日食べてしまう。それも一度に3個以上。グーグルで調べてみても大した情報は出てこない。それに私は掛け持ちで新しいバイトをはじめた。週に2日、18時から23時。メインでやっているバイトは週に5、6日で大体1日8時間以上働いている。働くことをあまり生活の中心にはしたくないがどうしても1日の半分以上は働く羽目になり、お金が無いと心の余裕もないし、給料が入ったらたくさん使ってしまう。家にいる時間は長ければ長いほど有意義というわけでもなかった。私はまともに言葉を知らず英語はもちろん日本語すら疎かだ。新しいバイト先には外国人のお客さんが多い。相手が言っていることをなんとなく理解したふりをして笑っているとなんとかその場をやり過ごせる。目が合うと相手が笑ってくれるので私は不細工な笑顔を晒す。早く一人になりたい気持ちとあなたの新しい言葉を聞きたい気持ち。待つことは永遠に出来ないのだろうか。まあそんなことも忘れていくのが私のさだめ。バイト先にいる苦手なばばあを殴らないのも、隠さないのも私だからだ。あなたはサニー。

2023/12/09

トリプルファイヤーと踊ってばかりの国のライブへ行った。私は音楽に詳しくないし、さほど好きでもないのかもしれない。だが音楽に救われる場面が何度もあった。でもそれが音楽なのかどうかは私にはわからなかった。音楽と言っても私は詩を重要視していて、どちらかというと手ぶらで持ち歩ける本のようなものだった。坂本龍一が曲を聴いても詩が聞こえないとラジオで言っていたのを聞いてもったいないなと思った。だがここ最近で音の深さというか音に乗った感情みたいなものがわかるようになった気がしている。それはきっと他人にわかるようなものでもないし話すことでもないだろう。友人に教えてもらった数曲にインストミュージックがある。私はそれを聴いて踊った。悲しいときは泣いた。音楽とはなんでもない、世界なんて救えない弱者の武器なのかもしれない。太田光が音楽家は武器の代わりに楽器を持ったと語った。何かに影響されてばかりで少し抵抗はあるが、私はその通りだと思った。何かに希望を持って歩み続ける姿は素晴らしく愛おしい。その居場所を見出すのも人の勝手だ。宗教のようなものかもしれない。それでも多数の人間と同じ方向を向くことはそこでしか味わえないし、巡り会えた奇跡だ。平和を奏でてくれるバンドに私は感謝する。愛している。

2023/12/02

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辞められない過食嘔吐。そして12月。右手には吐きだこができてしまいなんとも惨め。近頃はバイト先以外で人と会うことが少なくなった。それもこれも先日、高円寺でマッチングアプリの男にドタキャンされてからだ。抵抗せずに歩いていると夜空も美しく見える。誰かの力になりたい気持ちは半分本当で半分はいじめだ。疑えばキリはないが溢れ出る自己肯定にトドメを刺す。風船がいつの間にかたくさん集まっていて全て飛ばそうか割ろうか悩んでいる。どちらにせよ何一つ残ることはない。ついて行くつもりもない。最近北野武監督の作品を数本観てから歳を重ねるということに興味が湧いてきた。強さも弱さも成長という言葉ではどうも片付けられない。過去の自分と生きるのが苦しいのならばそのままで隣にずっと居続けるべきだ。あまり他人のことを気にしているつもりはないがそういうことばかり繰り返して世話が大変になっている。俺がお前だったらとっくに自殺してるよって私に向かって言う私。どう考えても明るい!明日はバイト17時からだし昼間映画観に行くも〜ん。(失敗)

2023/11/29

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私は何かやれるかもしれない。でもそれも何かと一緒にされるんだろうか。それで良いし、それが望ましい。どうせ消えるのだから少しでも良いから残してみるべきだ。

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キラキラとした水辺に浮かべるのは魂じゃなくていい。

2023/11/25

過食嘔吐が再発し、なかなか苦しい食生活を送っている。大好きな食事とこれ以上太る恐怖、生きることの不安、どうにもならない容姿へのコンプレックス。これからも共にしていく仲間たち。誰かの目が怖くて、おかげでここまで歩いて来れた。葛藤する毎日に不安はあるがゆえに助けられている自分に嫌気がさす。そんな繰り返される感情に追いつけないがそれすら俯瞰に見ている自分がいて宇宙のように続いている。

過食嘔吐をしているせいか顔にはニキビがたくさんできた。こんな顔じゃマッチングアプリでマッチした男の子とデートも出来やしない。先日、アプリで男の子と飲みに行く約束をした。私はプロフィールに顔写真を載せていない。それでも彼は私とマッチした翌日にお酒を飲みに行こうと誘ってくれた。会うまでに顔写真を要求してくることもなかったので人の見た目にこだわらない人なんだろうと少し安心した。ちなみに彼のほうはプロフィールに数枚写真を載せていて写真毎に違う髪型、髪色をしていた。顔は全て目元だけだったが女の子のような綺麗な顔をしていた。お互い住んでいるところが近かったので中間の駅の改札前で待ち合わせをすることになった。彼の方が先に着いたようで、着いたら連絡くださいとメッセージが来た。私は5分ほど後に到着し、着きましたと返信した。彼が何色の服を着ているのか聞いてきたので黒ですと返した。私は彼を見つけようと辺りを見渡したがそれらしき人がなかなか見つからなかった。向こうから見つけてくれるだろうとアプリを開き自分が今立っている場所を詳しく書いたメッセージを送った。そうすると彼から黒いコンバース?とメッセージが送られてきた。確かに私はその時黒いコンバースを履いていたのでそうですと返した。私を見つけたらしい彼から声をかけられるのを待っていたが、それ以降彼から返信が来ることはなく、会えることもなかった。私は黒いコンバースのかかとを踏んでいる不細工な女の子だったのだ。彼は間違った選択をしていない。私ももうこんなことでは悲しんだりはしない。彼のおかげで私の空腹は紛れた。その夜は珍しく夕飯を食べずに就寝した。この出来事を誰かに言う気にはなかなかなれなかった。ここに書くまでにも少し時間がかかってしまった。やっぱり私は下を向いて歩いていたほうがいいのだろうか。そんなこと考えても仕方のないことだろう。生きてたらいいことあるよね。

2023/11/21

昨日の夜まで食べたい物があったはずなのに、朝起きるとそれがなんだったのか思い出せなくなっていた。近頃物忘れが酷い。このまま自分のことだけ忘れて親を大事に出来るんだろうか。もうとっくに忘れてしまった好きな人の手の温度を感じたい。きっと私は定期的に一人になろうと走るので残せるものは残しておいたほうがいいのだろう。死ぬまで知ることが出来ない姿に近付きたい。

2023/11/07

7年ぶりに会った中学の同級生。私のラインが消えたことに気付いた彼女はいつどこで知っていたのか私の携帯番号に直接電話をかけてきた。出張で東京に来ていると言うのでその時酔っ払っていた私はすぐに会う約束をした。彼女は今地元香川の隣、愛媛で管理栄養士をしているらしい。白衣を着たお姉さんなんやでと嬉しそうに私に言った。中学の時に仲の良かった彼女を私は高校生になって避けるようになった。男女問わず誰とでも仲のいい彼女が私には眩しすぎたしひどい嫉妬もした。なんとなく時が過ぎて彼女のことも少しずつ忘れていた。それでも年に数回は中学校の近くにあった山にお弁当を持って行き二人でベンチに座っていたこと、彼女の家で飼っていたダックスフンドを思い出すことがあった。夜の新宿、食事の途中で彼女は中学の時私のこと見下していたでしょ?と聞いてきた。私はそんなことないよと言ったがすぐに、そうかもしれない。と言い直した。わかっていることも知っていたつもりだったが少しだけ恐怖を与えてくる彼女の表情に私は戸惑った。私は広く浅く人と付き合うタイプなんだよと彼女は言った。7年という歳月を感じないことがすごく大人になった気分で私はまだまだ思春期なんだなと思った。次彼女と会うのはいつだろう。もしかしたらもう二度と会わないのかもしれないが、彼女との思い出がまた一つ増えたことを私は嬉しく思う。